株式会社健康管理
システム研究所 |
|
もっとできるかぎりのチャンスを!
生まれてきたわが子が立って歩くことができないという事実を
知ったとき、こころが張り裂けるほどとても深く悩んだ。
いつかは歩ける日が来ることを期待して毎日リハビリに通い、
家庭でも日々の生活を通じてさまざまなトレーニングをこなしている。
しかし、当の本人は自分に障害があるなんてことは
まだ気づいていない。
母親の呼びかけには話せないものの笑顔で応える。
差し出されたおもちゃにもそれなりの反応をしめす。
生まれてきた子どもは、毎日成長している。
しかし首が据わっていないからといって、
ベッドやお布団に横になって過ごすことしかできない子どもは、
そこでまた新たなハンディを負うことになる。
外界からの刺激が極端に制限された環境で育つ子どもは、
発達の機会が制限される。
「這えば立て、立てば歩め」と願う親の気持ちは、
子どもに新しいチャンスと勇気を与えることになる。
このことは、例えば首が据わらない子どもの場合、
何とか起きる時間を長くする。
そのことが楽しいことだと理解できるようになると、
自然に首も据わり、からだのサポートがあれば、
次第に椅子に座って過ごす時間が増えてくる。
とにかくチャンスを!
2007年、一人ひとりのからだにフィットした快適な補装具、
そして成長対応ができる補装具の提供を目的に、
「ゆとりすと工房」を開設した。
ひとりでも多くの障害を持った人が快適で
豊な生活を育めることを願って!
|
|
|
|
|
|